新たな視点で公共交通のあり方を考えるblog

少子高齢化、コロナ禍などの影響もあり、公共交通のあり方が今大きく問われています。そこで、独自の視点で今後の公共交通はどう有るべきかを考えていきます。

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
ぜひ、読者登録をお願いします。

充実した交通網だが、一部は交通空白地域も

充実した交通網
吹田市は、過去には東洋一の操車場を誇り、名実ともに鉄道の街と言われていました。
現在も、JR西日本吹田工場【現在は、吹田総合車両所】の他に、JR貨物の貨物駅や、JR貨物の吹田機関区などがあります。

ただ、そうした意味合いでの鉄道の街と言うことでは無く、市内の中での鉄道網の充実も目を見張るものがあります。
阪急千里線の吹田、豊津、関大前、千里山、南千里、山田、北千里
阪急京都線の、正雀
北大阪急行の、江坂、桃山台、(緑地公園は、吹田市と隣接していますが豊中市)
JRは、吹田、岸辺
他に、モノレールでは、山田、万博公園、阪大病院前など
(宇野辺・千里丘も吹田市と隣接していますが摂津市)
そして、それを補完するバス路線網が伸びています。


ただ、気になるのは、下記のように地域によっては、そうした公共交通の恩恵を受けられない地域があると言うことです。
特に、私が住む、春日地区、下図では左側の緑地公園駅と千里山駅の区間は完全な公共交通空白地域になっています。


公共交通が空白になってしまっています、既に吹田市でも、平成22年に吹田市地域公共交通総合連携計画というものが策定されていますが、春日地区に於ける空白地域は何とか解消できるように方策を考えていきたいと考えております。

吹田市南部を中心とした、バス路線網

吹田市北部を中心としたバス網

出典 阪急バス 路線図・系統図から引用


かっては、希望号と呼ばれるバスが走っていたそうですが、井上市長時代に廃止になったと聞いています。
調べて見ますと、希望号というバスは、無償バスで循環器センターへの利用者などのり用を想定していたそうですが、本数も少ない上無料であったため、経費がかかりすぎるとして廃止となった経緯があります。


春日地域の場合、旧市街と呼ばれる地域は、昔ながらの村の集落と言った風情で、道幅も狭く、大型のバスが通行するのは困難であることが判ります。
しかし、だからといっていつまでも空白地帯で良いとはならないと思うわけです。
少なくとも、北大阪急行の桃山台、もしくは緑地公園、または江坂までバスが行かないと利用しづらいでしょう。
そこで、個人的には、吹田市でバス空白地域で現在運行されている、すいすいバス
のような方式での運用を提案していきたいと考えております。


すいすい号バス路線図

春日地区の場合は春日から、桃山台、南千里、千里山を経由して、江坂、緑地公園、春日と言った循環ルートなどが可能性としてあるかと考えます。
もちろん、緑地公園駅は豊中市になるため、異行政への乗入れと言うことで調整が必要になってくるのはもちろんですが、すいすいバスも、宇野辺は茨木市、千里丘は摂津市ですので、その辺は同じような形で対応できるのでは無いかと考えています。

×

非ログインユーザーとして返信する