新たな視点で公共交通のあり方を考えるblog

少子高齢化、コロナ禍などの影響もあり、公共交通のあり方が今大きく問われています。そこで、独自の視点で今後の公共交通はどう有るべきかを考えていきます。

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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ある呟き、二つの村の物語

鶏が先か卵が先か?

与えることを是とするか受け取ることを是とするか


先日ふっと思ったことですが、何かの気づきになればと思いここに書き出しておこうと思います。

サービスの本質とは

サービスと言う言葉を聞くと多くの日本人は、無償であるべきだと考えがちではないだろうか。
というか、サービス=無料の概念が出来上がっており、サービスとは無償で与えられて当たり前と思っていることは無いだろうか。
逆に与えられないと、それはおかしいと文句を言っていないだろうか。

こんな発想で思考停止になっていないだろうか?

今の環境が悪いのは、一部の金持ちが富を集中させているからだ、それが悪い・・・もっと分配しろという。
一般的には共産主義的な考え方で言うとブルジョアが富を集中させているためプロレタリアートはどこまでも資本家に搾取され続けている、その富を再配分するためにはもっと資本家から富を収奪すべきであると・・・


それも悪くないと思う。
そうして、本当に経済が回っていくのなら。
でも、どうであろうか。
実際には、取るだけの考え方では経済が回っていくことは無い。
むしろ、経済と言うのはお金を回転させることで、より豊かになっていくと思う。

二つの村の物語

ある村では、受け取ったお金で酒を飲んだりギャンブルで使ってしまいました。
そしてまた、お金が無くなって資産家から無心することを考えました。
最初は嫌々でも払っていた資産家ですが、入ってくるお金以上に持っていかれることでやがて資産家も没落してしまい。
その村は全体が貧しい村となってしまいました。


ある村では、受け取ったお金を基に、自分たちでも商売を始めることにしました。
資産家の人が喜びそうな高級な織物を作って売り出したのです。
とても美味しい、果物を栽培するものも現れました。


資産家たちは、喜んで買ってくれました。
美味しい果物は、継続的に買ってくれるので、村にはお金が回るようになりました。
やがて、村の人が豊かになってくると、更に貧しい人に対して施しを出来るようになりました。
村人の心がより豊かになったからです、今では資産家一人の財産以上に村人全体の財産は多くなり、町全体が豊かになりました。


それを見て、周りの村からも商売したい人が押し寄せて更に商売は発展するのでした。
もちろん、招かざる人も集まってきましたが、それ以上に人が集まってきて…さらに町は発展していくのでした。


よくある経済の基礎に出て来そうなお話ですが、実際に元気な地方とそうでない地方ではこの差が大きいと思うんですね。

地方は自立を考えるべき時期

どうしても東京を中心として、関東圏の横浜市・名古屋市・大阪市は大きな町で、それ以外はさほど大きな都市ではないと思いがちになります。
実際には、福岡市なども大阪市などよりも人口も多く町としては発展していますし、関西圏からだとピンときませんが新潟市も日本海側では最大の都市であることに気付きません。
また、東北であれば仙台も非常に大きな都市です。


言ってみれば、均衡ある街の発展。地方の発展を目指すのであればこうした地域を核とした地方分権化をもっと進めていくべきだと思うんですね。


そうした町は、、「受け取ったお金を基に、自分たちでも商売を始めることにしました」ということを自律的に出来る形が出来上がっているわけですから。
逆に、補助金を頼みにしてしまう、地方都市は申し訳ないですが、「受け取ったお金で酒を飲んだりギャンブルで使ってしまいました。」的な・・・例えばだれも責任をとれない箱モノを作ってしまうと言ったこと・・・。をしていると思うんです。


これからの時代、大切なことは経営感覚であり、自治体と言えどももっとそうした感覚を持つ必要があると思うのは私だけでしょうか。



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