新たな視点で公共交通のあり方を考えるblog

少子高齢化、コロナ禍などの影響もあり、公共交通のあり方が今大きく問われています。そこで、独自の視点で今後の公共交通はどう有るべきかを考えていきます。

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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OBP(Osaka Bay Partnership)という考え方

社会実験として始まった深日港と淡路島を結ぶ便

兵庫県洲本市の洲本港と大阪府岬町の深日港を結ぶ定期航路の復活を目指した社会実験が始まった。9月末までの3カ月間、毎日4往復を運航し、採算性を検証する。運航初日の洲本出発便に乗船し、航路再開にかける現地の思いを見た。
という書き出しで始まる記事が目に留まりました。
そこで、この記事を元に関西地域活性化として、一地域だけで物事を考えずにもっと広い視野で考えた場合、こうした方策を考えていくべきではないかと思って、書いてみました。

元々は、淡路島には明石航路と深日航路があった。

かっては、明石淡路フェリー(愛称:たこフェリー)が明石港と岩屋港(淡路島)を結んでいましたが、明石大橋開業後の高速料金の引き下げなどで採算が悪化して廃止されてしまいました。
明石海峡大橋は自動車専用道路のため原付(125cc)以下のバイクは通行できないなどの問題もあるのですが、採算性の問題もあり動きはあるものの具体化はしていない模様です。

愛称:たこフェリー

更に、今回試験運行が始まった、深日港ですが、昭和23年に川崎重工業泉州工場の船溜を改修して深日港が完成し、合わせて深日港駅が開業したとされており、淡路航路(深日海運、後に大阪湾フェリーも)と四国航路(徳島フェリー)が開設され、南海電鉄も難波から多奈川線に直通する急行淡路号を運転するなど一定の賑わいを見せていました。
ただし、急行淡路号は1993年には廃止になってしまいます。
私も当時は、結婚当初、泉佐野に住んでおり、郵政局から出張に行く際は、この航路を利用したものでした。
フェリーで車も同時に運べるため、淡路島を車で移動する場合には大変重宝したものです。

関空と淡路島を結ぶラインも試験運行

関西空港と淡路島を結ぶラインも復活運行が予定されているなど、淡路島を関空と結ぶ構想ことで観光客の増加を目指していると言えます。


以下は神戸新聞の記事から
関西空港と淡路島を結ぶ定期航路の復活を目指している旅客船運航会社「淡路ジェノバライン」(兵庫県淡路市岩屋)が、来年4月にも関空-洲本港(洲本市)間で運航を開始する方針を固めたことが、27日までに分かった。増加する訪日外国人観光客(インバウンド)を島内観光地などに誘導するのが主な狙い。関空と淡路島が海路でつながれば、2007年以来となる。

神戸新聞の記事から引用


無理やりだが、ここに和歌山は入る余地はないのだろうか?

そこで、本当に無理やりな話だが、ここ和歌山からのルートを参入させることはできないでしょうか?
無茶なことは承知で書いていますが、距離にしてみれば関空から和歌山まで船で回ってこれないことはないと思います。
もちろん、直接高速道を使うなり第2阪和を使えば敢えて、鉄道を使わなくても和歌山に来れます。
しかし、船で来てはいけないという理由はあるのでしょうか?
むしろ、雑賀崎などを外国人に観光してもらうには良いチャンスではないでしょうか?


そのまま船で、マリーナシティへ・・・現在のスケールでどの程度の大きさの船が和歌山マリーナシティに入れるかちょっと判りませんが。
さほど大きな船でなくとも良いのであれば、黒潮市場付近の岸壁に着岸出来たら面白いですよね。

和歌山マリーナシティ

google mapからキャプチャ

徳島・和歌山・関空というラインは作れないだろうか?

どうせなら、関空発のミニクルージングと言ったことも視野に入れた旅は出来ないだろうかと考えています。
高級な観光開発はいましばらく時間がかかるのであれば、既存の施設を最大限に生かしつつ、ミニ・クルージングを外国人向けに提案してみてはどうであろうか。
行政の首長が一体になって下記のようなパートナーシップを結べば可能なのではないだろうか?


目指すはTTPならぬOBP(Osaka Bay Partnership)という考え方。

私は兵庫県・大阪府・和歌山県・徳島県などが一体となって大阪湾を中心とした地域をTPPと同じように見たてた環大阪湾パートナーシップ(略称OBP)
間違っても大阪ビジネスパークではありませんから。(^^♪
構想があっても面白いのでではないかと考えています。
関空で外国から来た観光客を環大阪湾の観光地を回ってもらう。
京都や神戸市ばかりが観光地では無いはずです。
淡路島然り、徳島県然り、ちょっと足を延ばしてうどん県の香川県も仲間です。
そして、もちろん和歌山県も
関空を最大限に利用する。鉄道以外に船を使ってそのまま四国や和歌山に来てもらうという発想があっても面白いのではないでしょうか。

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