政治家を目指す加藤好啓のblog

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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ある呟き、二つの村の物語

鶏が先か卵が先か?

与えることを是とするか受け取ることを是とするか


先日ふっと思ったことですが、何かの気づきになればと思いここに書き出しておこうと思います。

サービスの本質とは

サービスと言う言葉を聞くと多くの日本人は、無償であるべきだと考えがちではないだろうか。
というか、サービス=無料の概念が出来上がっており、サービスとは無償で与えられて当たり前と思っていることは無いだろうか。
逆に与えられないと、それはおかしいと文句を言っていないだろうか。

こんな発想で思考停止になっていないだろうか?

今の環境が悪いのは、一部の金持ちが富を集中させているからだ、それが悪い・・・もっと分配しろという。
一般的には共産主義的な考え方で言うとブルジョアが富を集中させているためプロレタリアートはどこまでも資本家に搾取され続けている、その富を再配分するためにはもっと資本家から富を収奪すべきであると・・・


それも悪くないと思う。
そうして、本当に経済が回っていくのなら。
でも、どうであろうか。
実際には、取るだけの考え方では経済が回っていくことは無い。
むしろ、経済と言うのはお金を回転させることで、より豊かになっていくと思う。

二つの村の物語

ある村では、受け取ったお金で酒を飲んだりギャンブルで使ってしまいました。
そしてまた、お金が無くなって資産家から無心することを考えました。
最初は嫌々でも払っていた資産家ですが、入ってくるお金以上に持っていかれることでやがて資産家も没落してしまい。
その村は全体が貧しい村となってしまいました。


ある村では、受け取ったお金を基に、自分たちでも商売を始めることにしました。
資産家の人が喜びそうな高級な織物を作って売り出したのです。
とても美味しい、果物を栽培するものも現れました。


資産家たちは、喜んで買ってくれました。
美味しい果物は、継続的に買ってくれるので、村にはお金が回るようになりました。
やがて、村の人が豊かになってくると、更に貧しい人に対して施しを出来るようになりました。
村人の心がより豊かになったからです、今では資産家一人の財産以上に村人全体の財産は多くなり、町全体が豊かになりました。


それを見て、周りの村からも商売したい人が押し寄せて更に商売は発展するのでした。
もちろん、招かざる人も集まってきましたが、それ以上に人が集まってきて…さらに町は発展していくのでした。


よくある経済の基礎に出て来そうなお話ですが、実際に元気な地方とそうでない地方ではこの差が大きいと思うんですね。

地方は自立を考えるべき時期

どうしても東京を中心として、関東圏の横浜市・名古屋市・大阪市は大きな町で、それ以外はさほど大きな都市ではないと思いがちになります。
実際には、福岡市なども大阪市などよりも人口も多く町としては発展していますし、関西圏からだとピンときませんが新潟市も日本海側では最大の都市であることに気付きません。
また、東北であれば仙台も非常に大きな都市です。


言ってみれば、均衡ある街の発展。地方の発展を目指すのであればこうした地域を核とした地方分権化をもっと進めていくべきだと思うんですね。


そうした町は、、「受け取ったお金を基に、自分たちでも商売を始めることにしました」ということを自律的に出来る形が出来上がっているわけですから。
逆に、補助金を頼みにしてしまう、地方都市は申し訳ないですが、「受け取ったお金で酒を飲んだりギャンブルで使ってしまいました。」的な・・・例えばだれも責任をとれない箱モノを作ってしまうと言ったこと・・・。をしていると思うんです。


これからの時代、大切なことは経営感覚であり、自治体と言えどももっとそうした感覚を持つ必要があると思うのは私だけでしょうか。





和歌山市にカジノは要らない。

和歌山県知事の仁坂知事がIRの誘致を和歌山でもと表明してから、同じく和歌山市長が歩調を合わせるように、和歌山市にカジノの誘致を表明していますが…これっておかしくないですか?


私なりの私見を纏めさせていただきますが、和歌山市としての誘致先として、コスモパーク加太、和歌山マリーナシティが上がっていると言います、・・・コスモパーク加太も交通インフラが貧弱で、仮にカジノを含むIRを作ったとした場合そのアクセスはどうするのかと言う問題が残ります。


最初から反対と言うと感情論でしか言っていないと言われても嫌なので、敢えてこの2者択一で考えるならば、その可能性があるのが「マリーナシティ」でしょうか。
ただ、そこでも既存のマリーナシティやポルトヨーロッパとの整合性(カジノは外国人しか入場させないというのであれば、本来は島ごとカジノにしてしまうのが一番わかりやすいし、セキュリテイの面でもコストは最小限に済みます。)
例えば、両端の橋自体を止めてしまってマリーナシティへは専用の船で無いと行けないとすれば所謂封じ込めができます。
同じ敷地の中でそうした専用区画を作って外国人だけしか入場させないというのは、入り口で制限すると言ってもそこまで上手くいくのでしょうか。
それが本当に出来るのでしょうか?

現在未開発になっている海南火力発電所側の区画は開発が出来そうですが・・・。


少なくともそうしたことも含めて考えないといけないのではないでしょうか。
さらに、マリーナシティホテルとの整合性はどうするのか・・・少なくともカジノだけしてください。宿泊施設もありませんにはならないでしょうから、そうなるとマリーナシティホテルからカジノに行く外国人観光客と一緒に日本人が入場しないと言い切れるでしょうか?


大阪市が誘致を目指す舞洲等と比べるとその利便性はいずれも劣るわけで、尾花市長が言うように、下記の論理は破たんしていると私は考えます。


ギャンブル依存症や治安の悪化という懸念については「海外の事例を見る限り、カジノ施設を外国人専用にすることでクリアできるのではないか」とした。今後は候補地を選定し、県とも連携をして構想づくりに着手するとした。

問題になるのは、そのアクセスです。

  • コスモパーク加太にカジノを作った場合・・・

カジノに行くのにまさか加太線に乗ってそこからバスで移動…なんてことにはならないでしょうから、周辺道路の整備も同時に行う必要があります。


場合によっては、加太線を分岐させて線路を引くことも可能かもしれませんがその事業主体はどこになるのでしょうか。

加太線から分岐してカジノまで専用線を引くのでしょうか?


南海が建設を拒否となればその建設費は県が負担することになります。
それでなくとも、開拓当初から322億円の赤字を抱え、400億近い負債を持っているコスモパーク加太を何とかしたいという思惑かもしれませんが、これがこけたらさらにどうなるのでしょうか?
他にも既存の事業所との折衝はどうするのでしょうか?
まさか、出て行ってくれとなるのでしょうか。
少なくとも、コスモパーク加太は、交通インフラが貧弱すぎて、関空からの距離が近いという理由以外は積極的な理由が見つかりません。
ということで、却下

大阪府が想定するIR構想の完成図

  • マリーナシティにカジノを誘致したら

先ほども少し書きましたが、マリーナシティの場合は今度はその大きさです。


それなりの、規模のカジノを建設しないと外国人観光客にどれほどアピール出来るでしょうか。


カジノで遊んでさらにそこから、観光地を巡ってね・・・そうでしょうか。


カジノで遊びたい人はカジノで遊びたいから来るのであって、他の観光地を回るために来るとは到底思えません。


これは偏見と言われるかもしれませんが、ギャンブルする人に何故ギャンブルするのかと聞いて、理由はないけどギャンブルが好きだからするんだという答えを返すのではないでしょうか。


まぁ、そうした感情論での反発ではなく論理的に考えてみましょう。

マリーナシティの場合考えられる問題点は

  • カジノとしての規模が小さ過ぎる

マリーナシティの一部区画だけではカジノとしてはかなり小規模な賭場となるので自ずと施設が限られたものになる可能性があります。

  • マンション購入者の心境は?

マリーナシティの分譲マンション(リゾートマンション)の購入者はどう思うでしょうか。静かな環境を手に入れたくて購入したらすぐ隣がカジノとなれば・・・。
よしんばギャンブル好きなお金持ちであったとしても、外国人専用となれば意味のないものが自分が居住するマンションの横にあることを是とするでしょうか?

  • アクセスも悪い

コスモパーク加太程ではないですが、海南インターからの距離がありますから、その辺をどのようにアプローチするか。


少なくとも、マリーナシティまで関空から車で行くのであれば、むしろ舞洲に行くほうが便利でしょう。
それを避けようと思えば関空からクルージング船で直接マリーナシティに接岸する方式を検討するのが一番現実的かもしれません。

カジノ以外の選択肢はあるはず。

私が和歌山市長であれば、カジノではなく「国際会議場のような施設を充実させるでしょう。」
マリーナシティホテルはリゾートホテルですが、高級ホテルと国際会議場を併設したホテルを建設、マリーナの一角に船を横付けできるようにしてはどうであろうか、ホテルと会議場はデッキで繋いで連続性を持たせるとともに駐車場を充実させて、ここからJR各駅並びに高野山・白浜方面への高速バスなども充実させる。
もちろん、この場合は国際会議などがメインですので、環境の悪化などを招くということもありません。
むしろこうした会議場などを作るほうが同じ箱モノを作るのであればむしろ有益なのではないでしょうか?


IRで地域活性化と言う妄想

みなさまこんばんは、本日は少し毛色を変えて、IRで地域活性化と言う妄想で私なりの考えを述べたいと思います。
昨年IR法案が通り。
すでに候補地として、現在下記の地域が上がっているそうです。
さらに、私の生まれ故郷でもある和歌山市でもカジノを誘致したいという意見が、和歌山県知事あたりから出ているようです。
IRはカジノを中心とした統合リゾートであり、外国人富裕層などを中心に観光客を取り込めるというところから手を挙げている地方が多いようですが、本当にもくろみ通りいくのでしょうか?

現在、IRの誘致を行っている候補地

  • 北海道 / 小樽や苫小牧、釧路市・・・知事も積極的に行動している。ただし、阿寒湖を含む釧路市の場合観光客の入り込みが減少する中、カジノによる環境悪化を心配する声もあり地域住民との合意を得られるかがカギとなると思われます。
  • 千葉 / 整備へ幕張沖に人工浮島「メガフロート」
  • 東京 / ホテルや会議場がある台場・青海地区が候補
  • 神奈川/ 横浜市が整備に向けた検討会を4月に立ち上げ
  • 大阪 / 臨海部の人工島「夢洲」が候補
  • 宮崎 / リゾート施設「シーガイア」周辺に誘致
  • 長崎/ ハウステンボス周辺に誘致

参考



カジノが成立するためには、継続的に利用される仕組みを作る必要

あくまでも個人的見解としてお読みいただきたいのだが、カジノを開いたとして継続的に観光客がどれほどカジノに来てくれるのであろうか?
逆に言えば、観光客以外にカジノを継続的に利用してもらえる人がどれほど居るかとうことになります。
そうなってくると、勢いカジノを富裕層外国人だけにと言う訳には行かず、一般に開放…となるのでしょうか。

大阪舞洲IR構想


過去に破たんした宮崎シーガイアに見るリゾートの難しさ

観光と言うのは非常に流動的で、季節変動や、風評で大きく変化します。
更に、似たような施設が他に出来ればそちらに流れてしまうということは、他の施設などを見ても同様であり、これは従前からの観光地における箱もの行政で何度も失敗を見てきていることではないでしょうか。
ここ最近では象徴的だったのが、宮崎シーガイア(現・シーガイア)のオーシャンドームではないでしょうか。
結局、この一番の売りであったドームが破たんの原因を作った訳であり、自然破壊して得られたものは、多くの借金だけであったという笑えない事実です。
これは、IRによるカジノ構想でも言えましょう、税金を投入してカジノを含む総合リゾートを作ってみたけれど、利用者が少なくて赤字になりました・・・で誰がその責任を負うのでしょうか。

シーガイア・オーシャンドーム

オーシャンドーム 画像Wikipedia



でも同じであり目新しいものを作っても、数年もすれば飽きられてしまいます。
カジノだけに限った視点で考えると、カジノを利用するのは外国人だけに限定とした場合、どれだけの外国人がそのカジノに向かうのか・・・あまりハードルを上げ過ぎれば地元民は利用しなくてカジノ自体が閑古鳥が鳴く可能性もあるし、それだけの施設を建設して償還できなければ意味がないわけです。

治安の悪化を心配する向きもあるが

私もこの辺は正直不安がありますが、仮にIRは高級リゾートであり、閉鎖された空間として一般利用が大幅に制限されて治安の悪化も最小限で済んだと仮定して話を進めてみたいと思います。
まず、こうしたリゾート構想が作られた場合、当然のことながら推進側はホテルなどの関連施設が建設されるし、遊戯施設なども出来るので雇用を確保できると言うであろう、またカジノの売り上げで地方都市も潤うと言う説明をするであろう。
しかし、冷静に考えていただきたいのですが。
Aと言うカジノとBと言うカジノが有って、Aのカジノは当初の大阪維新の構想どおり舞洲に建設されたとしましょう。
さらに、Bは和歌山県が誘致して現在も空き地が多く残るマリーナシティにポルトヨーロッパの対岸にそうした施設が出来たと仮定したとき外国から来た観光客はどちらのカジノを目指すであろうかということです。
交通の便を考えれば・・・自ずと答えは出ているのではないでしょうか。
もちろん、和歌山ですよね。

関空からの比較 舞洲&和歌山マリーナシティ


なんてことは間違っても無いでしょう。
少なくとも普通に考えれば、大阪にあるカジノに行くのではないでしょうか。
そうなると、和歌山県のカジノは外国人の観光客のあてが外れて・・・過大な施設だけが残ることになりかねないのではないでしょうか。
あくまでも、私はカジノに対しては反対の立ち位置でですので、このような主張をさせていただいております。
私が政治家として、和歌山の市政に関わるとすればこの辺をまず最初に問題としたいと常々思っています。

和歌山にはIR以外の町おこしがあるはず。

何でもそうですが、流行に乗って失敗するという例は多々あります、特に作られた流行の場合は特にそうでしょう。
元々大阪維新が大阪都構想の中で、出てきたIR構想これがいつの間にか、地方都市の救世主のようなイメージを受け付けてしまったわけで、先ず先行してそれが成功するか。
更に成功した場合は、その成功事例と同じ環境を移植すれば可能かもしれない。
例えば、沿線人口、交通機関などの充実による大量高速輸送、道路の整備など・・・逆に言えば、そうした条件が整わないのであればいたずらにIR構想だと浮かれるべきではないと考えます。
和歌山市をもっと元気にということであれば最も良いのは、産業の誘致であろうがそう簡単にはいかないであろうが、幸いにも医療機関数が多く、また温暖な気候を生かした長期滞在型の高齢者向けリゾート施設や都市部からの高齢者受入(高齢者のIターン)等も面白いのではなかろうか。
言ってみれば、発想を全く逆の視点から考えてみるということ。
どうしても、Uターン。Iターンというと20代、30代の年代を考えがちだが、せっかく和歌山に戻ってきても働くところが無ければ意味がないわけで、高齢者の方のための施設等が増えてそこで働くための施設が増えれば、当然のことながら若い人たちのUターン。Iターンも起こり得るのではないだろうか。

発想は非常識な方が面白い

このような考え方は非常識であろうか?
しかし、むしろ常識やトレンド(Trend)から判断するのではなく、非常識や時代遅れ(out of date)の発想の方が良い結果を産むと思うのですが。如何でしょうか?