政治家を目指す加藤好啓のblog

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓が政治のことなどを語ります。
毎日は更新できませんが、出来るだけ更新していく予定です。
思想的には、保守です。持論としては国政が国防を主として考えるのに対し、地方の場合はいかに地方に住む住民が幸せに暮らせるかを主眼に政策を考えていく必要がありそうした政策を練り上げるためにもこうして情報発信したいと思っております。

地方の活性化を真剣に考える

和歌山市の現状を自分の足で感じる



昨日、和歌山で勉強会に参加させていただいたのですが、私自身の思いと大きく異なる、後半の先生の講演は聞きたかったのですが、一度帰りますと啖呵を切った以上、何もなかったように戻るのも恥ずかしかったので、その足で和歌山のかつての繁華街であった築地まで足を運んでみた。

想像以上に落ち込んでいる築地

私は、基本どんな地域でもそうですが足で歩く、特に昼間では数多くの路地などに積極的に入っていく、そうすることで、表面上では見えない問題点などを見る事が出来るからだ。


今回も、芦原から新通を経由して築地に向かったのだが、新通りを越えて東ぶらくり丁付近、かってはその近くまで来ればキャバレーやソープランドと呼ばれる風俗店が多く立ち並び良くも悪くも猥雑な雰囲気があった地域はその姿をすっかり変わっている。

かつては、ソープランドと呼ばれる特殊浴場が林立していた築地は殆どそうした店も消滅


今でも何件かは残っているが、改修もされておらず、施設全体が老朽化した印象

昔であれば積極的に呼び込みもあったろうが、それも禁止されてしまい、静かなものである。


今から30年前の賑わいを知っているものからすればこの静けさは何だと言いたくなる。

さらに衝撃的だったのは、かっては川を挟んで2件の映画館があったのがどちらも廃業

google map streetView からキャプチャー


片や更地に、片やも空き家となってしまっていると言う現実、そして川沿いにあった多くの飲み屋などはすっかりなくなりかって、ここで多くの人が行きかっていたことがにわかに信じられないほど寂れている。

若い人たちはどこに行ってしまったのか?


廃業したパチンコ店


かつては、映画館も2館立ち並び和歌山市で一番賑わっていたところだが


築地を越えて鈴丸橋方向に歩いていくとかっては飲食店であったろう場所が老人介護施設になっている。

確か以前は割烹の店か何かだったと思うが、今は「あかり苑」という名称の老人介護施設になっている。


正直、これが和歌山の現実なんだなぁと改めて思い知らされました。

かっての賑わいを知っている、さらに今は和歌山に住んでいない。

だからこそ、余計にその衰退ぶりが痛いほどわかる。

google map viewから

かって映画館があった場所は片や更地となり駐車場となっている、こうしてみるとかっての繁華街の殆どが駐車場になっていることが判り唖然とさせられる。


実は、築地に10人程度の団体がいました、雰囲気からして家族連れだと思ったのですが実は中国人の家族一行のようだ。

日本に観光に来たようで、ガイドブックにないところを見学するのが今は流行らしい。

でも、そうした人すらも受け入れるだけの施設もないのが今の和歌山の現状。


これを見て、何とかしようよと個人的には思ってしまう。

吹田市も大事ですが、私としては生まれ育った和歌山市があまりの不甲斐なさに正直情けなくなってくる、というか怒りすら感じるのだ。

敢えて喧嘩を売ろう、和歌山市議会議員はこの現状をどう考えるのか?

和歌山市の市議会議員はこうした和歌山市の衰退の現状に対してどう思っているのかと。


私なら、強力に和歌山城を中心とした地域の再編を図る。

LRT構想も良いけれど、それはまだまだ先の話、それよりも「えちぜん鉄道と福井鉄道」が相互乗り入れしたように、貴志川線と紀勢本線、更には加太線を結ぶことで、東西の交通を充実させることで交流増やしていきたい。


和歌山市駅を中心に扇状に広がるコンパクト市域と同じく和歌山駅を中心として扇状に広がるコンパクト市域、そうなると結果的に現在のぶらくり丁付近が空白となってしまうが、ここをもう一度空き家や空きビルなどの現状を把握したうえで改修できる場合は老人介護施設もしくは、高齢者が優先的に入居できるマンションなどを建設するなどして済生会病院や日赤といった総合病院との連携を図りやすくする。

和歌山市の現状を考えた場合観光も大事だが、それ以上に人が住んでもらわない事には賑わいは生まれない、特に中心部に住んでもらわねば意味がありません。

住む方が高齢者であっても、その方が住みよい町であったならば定住してくれるんです。

高齢者の不安は、以前にも書きましたが、「病気した時に医療施設が充実しているか?」だと思う。

幾ら景色が良くても、医療に不安があれば住まない。

和歌山市の場合、人口に対する医療機関の数はかなり上位を占めていたはずですから、

「高齢者の方が安心して和歌山に住んでくださいね」とアピールしても直ちに和歌山が医師不足になるとは考えにくい。

いささか資料は古いが2007年厚生労働省が作成した医療施設(動態)調査・病院報告の概況から作成。

だからこそ、和歌山市の中心部に高齢者が住みやすいそうした街を作っていくのも、賑わいを作るための一つの手段だと思うのだが、いかがであろうか?。

地方の都市こそ「駅カ向上」、エキナカ診療所という発想

皆様、こんばんは。


私自身は地方の活性化を達成することを目標とするため、将来議員を目指しているのですが、特にどの市という限定をするのではなく地方行政の在り方という視点から色々と考えてみようと思っています。

地方の駅を活性化する一つの方策として

今回は地方都市における「駅カ向上」という視点から「駅ナカ診療所構想」ということで考えてみようと思います。

駅ナカビジネス時代

昔の駅(国鉄時代の駅)は、列車を待たせる。もしくは到着した旅客を早く外へ追いやるという構造でした、(実際に昔の駅の構造は大きな待合室は有っても駅構内には売店程度しかなく、大駅などでは出口と改札口を分けるなど、人が回遊しない駅構造でした。
それにより、結果的に駅前商店街等が発展すると言う形を作っていました、
現在は、鉄道事業者が新たな収益源として、駅の施設集約化で生まれた余剰スペースを生かして店舗展開を図るなど、JRや私鉄の新しいビジネスモデルとなっています。

地方の都市では郊外型店舗により駅前が疲弊

結果的に一部地域では、既存の商店街を圧迫しているという反論もあったりしますが、多くは郊外型店舗が多くなり、鉄道の駅前自体も過疎化してしまったと言えそうです。

駅前活性化の切り札として、駅ナカ診療所

今回は複雑な利権問題などがある地域を再生させるために時間を費やすのではなく、より公共性の高い駅施設などをさらに高度化すると言う視点から、お話をさせていただこうと思います。


老朽化した駅舎を建て替える際に地方行政なども積極的に支援することで駅ビルの規模を拡大して、高齢者問題とセットで考える必要のある診療所を駅の中に設けるというのが基本的な考え方です。


駅舎の高度化を図るということで、前回は和歌山市駅の建て替え問題を提起させていただきましたが、今回の例では、駅舎に診療所機能を持たせるという考え方です。

駅と診療所が合体?

電子マネーを有効活用して電車やバスに積極的に乗る工夫

駅舎に診療所を設けると言うことで、更に工夫を加えてみました。
例えば、ICOCA等の電子マネー機能に一部機能を付加して、自動改札機の出場記録と療所への予約や、薬の処方箋を記録させることで、患者さんはカードを示すだけでお薬の調製もしてくれる。
そうした工夫で、利便性は向上するのではないでしょうか。

電子マネー機能を使って、処方箋の作成など

ICOCA等のスマートカードに機能を付加して処方箋や診療の予約などを行えるようにする。

既存のものに少し工夫を加えることで新しいものが生まれる。

既に、駅ビルの中に診療所という事例はあるわけですから、発想自体は新しいものではありません、ただし、改札を通過した時点で患者さんが病院近くに来ていることが確認できれば、医療機関側としてもカルテの準備や予約診療者の確認などの手間が省けるなど色々な意味で効率化が図れるのではないでしょうか。


さらに、小さな駅でしたら診療所かもしれませんが、比較的大規模な駅ならばさらに深度化して、駅自体を医療ビルとしてしまうという発想があっても良いと思いますし。
駅の直上にそうした専門病院があっても良いと思うのです。


こうした、ちょっとした工夫で駅自身に賑わいが生まれてくる、これにより波及効果で周りも活性化するのではないでしょうか。


皆様のご意見を賜りたいと思います。




高齢者が住みやすい街とは

これからの地方都市はどうあるべきなのか?

みなさま、おはようございます、今回は地方自治の観点から高齢者が住みやすい町はどんな条件を備えるべきかという視点でお話をさせていただこうと思います。


高齢者にとって身近な問題とは

若い時には気にしなくても、歳を重ねてくることで身体能力の低下や健康面での不安などが顕著になってきます。
それに伴い次のようなリスクが起こると言えるでしょう。

人口増加率


高齢者の漠然たる不安




他にもいろいろ細かいことを上げていけばきりがないですが、多くの方が健康面や、車を運転することへの不安を持っているのではないでしょうか。


私も、日頃は車を運転しませんので高速道路での長距離運転などは苦手で、ついついバスや新幹線などの輸送手段を選択してしまいます。

ますます顕著になる高齢者の都心回帰

昔から言われていたことですが、最近は特に高齢者の都心回帰が進んでいるようです。

http://www.asahi.com/articles/ASJ552JSGJ55UBQU004.html


一部記事の前半を抜粋しましたが、高齢者が都市部に再び帰ってきていると言うその背景には都市部には上記の三要素を満たしてくれる条件があるからではないでしょうか。

東京に移住するシニアたち

加藤勇介


2016年5月5日08時01分

 シニア世代が地方から東京へと移り住む動きが続いている。昨年、他道府県から東京に移った65歳以上の人は1万5千人を超える。高齢者のニーズをつかもうと、高度成長期にできた古い団地を高齢者向け住宅に改築する取り組みも進む。


高齢者が都市部で住もうと思うのは?


嘗て、都市部が公害問題でうるさく言われた昭和40年代、人はこぞって都市部に家を構えて都心部に通勤すると言うスタイルが続きました。
首都圏では2時間以上の通勤は当たり前となどと言われたものでした。

通勤時間だけで往復4時間以上なんてことも・・・。


そうして、仕事をリタイアした人たちが今度は再び都心部で住もうと、帰ってくるその背景には、環境が昔と比べて格段に良くなったこともありますが、インフラが十分に整備されていること、ここでいうインフラは
電気・ガス・水道と言った公共財に限らず、医療施設・介護施設・交通機関と言ったものが充実しているということ、更に人の交流が多いため、高齢者であってもその会社などで得た資格や経験を活かせるチャンスが多いと言うことでしょうか。


すなわち、最初に記した。

  • 自ら車を運転することへの不安
  • 健康面の不安
  • 仕事に関する不安

この3つを解消してくれる要素が都市部には最初から出来上がっているからだと言えそうです。

その反面、地方都市はどうでしょうか。

人口が減っていく地方都市

人口減少が続く地方都市

国土交通省平成18年度白書から引用

http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h18/hakusho/h19/html/i1121000.html参照


地方都市における人口減少は今に始まった現象ではなくバブル崩壊以降はその傾向が顕著であるといえそうです。そして、地方都市の人口はどのような問題を招くのでしょうか。


一番大きな問題は、税収が落ち込むことで行政サービスを行う事が出来なくなります。

もちろん地方交付税と言う形で国から補助金が下りてくるとはいえ、独自の施策を打とうと思っても中々自由に出来ないと言う問題があります。

地方都市にあって重要なことは、高齢者の不安を解消すること


今重要なことは、地方都市にあっては、高齢者が潜在的に抱えている不安を解消することでしょう。

高齢者が地方都市に住むことを躊躇するのは、いくら自然環境が良くても、病気となったときに医療機関が充実していないという不安からではないでしょうか。

体調を崩したけど、近くに病院がなくて・・・となれば正直不安になるものです。


また、最近も三ノ宮で事故がありましたが運転中に意識を失って事故なんてことが今後も増えるかもしれません。

そのための具体的方策とは

特に高齢者の身体能力低下に伴う事故などが増えないとは言えませんし、家族としても車の運転を推奨しないかもしれません。
もちろん車の自動運転の研究も進んでいますのであと5年もすればそうした自動運転の車が実用化されるかもしれませんが普及はまだまだ先になるでしょう。


というか、全員が全員同時にそうした車を買う訳ではないですから、自動運転が実用化されれば高齢者ドライバーでも運転できる・・・とはいいきれませんよね。


そこで、こうした問題を解消するためには、最初に前提条件が要ります。

  • インフラがある程度整っていること
  • 病院等の入院施設並びに救急救命医療が充実している、もしくは充実させる予定があること。
  • 交通網がすでにあるもしくは、これから整備していく予定があること。

特に、医療と併せて公共交通が充実していることは重要だと考えます。


もちろん、だからこそLRTを建設しろと言うことではありません。


基本的にはコンパクトシティの考え方を深度化していくことに尽きると思います。


例えば、人が集まりやすい施設を出来るだけ集約(市役所・市民会館・病院・ショッピングモール・・等)して歩いていける範囲内で集約する、さらにそうした地域と居住地域を結ぶための輸送手段(バス等)を充実させて、自家用車に依存せずとも移動できる方法を取ることが大事になってくるのではないでしょうか。
いわゆる、奇をてらった方策ではなく、今まで行ってきた方策を延長させるということが大事になってくると思われます。


私が現在住む吹田市などは、比較的転入人口も多いですが、日本最初のニュータウンということで高齢化が進んでいます。
病院機能の充実、鉄道駅の多さは十分ですが、残念ながら一部の地域では交通空白地域となっています。

こうした地域を解消していくことが今後の重要課題だと思われますので、この辺りのお話は次回にでもさせていただこうと思います。