政治家を目指す加藤好啓のblog

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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地方こそ鉄道を中心とした街の再編を

衰退する和歌山市駅前

昨日所用で久々に和歌山に戻ったのですが、戻るたびに寂れていく和歌山市を見るにつけ、私なりの和歌山への思いを書かせていただこうと思います。

建て替えが決定した南海和歌山市駅

南海和歌山市駅

駅前であるにもかかわらず空き家だらけのビル

駅前であるにもかかわらず空き家だらけのビル

かっての駅前店舗は更地になってしまいとても当時の栄華は望むべくもない状態

かっての駅前店舗は更地になってしまいとても当時の栄華は望むべくもない状態


嘗ての駅前店舗は更地になってしまいとても当時の栄華は望むべくもない状態


私は、和歌山で生まれ育ち、職場こそ大阪市内が長かったですが、ずっと和歌山に住んでいましたので、和歌山市に対する思い入れは強いのです。

そんな和歌山市が、大阪から戻るたびに衰退している、大阪市内も元気がないと言われて久しいですが、それ以上に落ち込みが激しい。

空き家と更地が目立つ和歌山市駅周辺


特に和歌山市駅周辺は、酷いもので。


私が子供の頃は和歌山駅よりも和歌山市駅の方が、より活気があったものです。

国鉄と南海電車では雲泥の差で、南海電車が冷房付きの新車を入れている頃阪和線では新快速と呼ばれる電車が唯一の冷房付きの車両でそれ以外は東京や大阪のお古の電車が厚化粧よろしく走っていたもので、阪和線の終点が大阪の中心部である難波とつながっていなかったこともあって、和歌山市からの利用者は便利で快適な南海電車を利用していました。

当然、和歌山市駅の周りには商店街や飲み屋街も多く、駅周辺の独特の猥雑な雰囲気があるとはいえ多くの人が行きかう駅として機能してきました。


公開された和歌山市駅完成のイメージ


街を活性化させるために、駅を高度化してみよう


その和歌山市駅がどんどん寂れていく、竣工当時は高島屋を中心に多くのテナントが入っていた駅ビルは見る影もなく、現在はイズミヤが1階に2階も100均ショップが入るだけということで新たな建て替えが検討されており、すでに今年の6月頃から建設されるとのことであるがここで第2期工事に入る前に今一度こうした考え方は不可能か考えていただきたい。


http://mainichi.jp/articles/20160220/ddl/k30/010/504000c

 毎日新聞の記事から引用

和歌山市伏虎中跡地に市民会館 基本構想、県立医科大薬学部も

 /和歌山


毎日新聞2016年2月20日 地方版


和歌山県


伏虎中学の跡地に建設する計画の市民会館のイメージ図=和歌山市提供


 和歌山市は18日、移転する市立伏虎中学校(同市七番丁)の跡地活用に関する基本構想(概要)を発表した。敷地南側に、老朽化した市民会館を移転新築し、北側には県立医科大薬学部を誘致する。いずれも2018年度の着工、21年春の開館・開学を予定している。


 現在の市民会館(同市伝法橋南ノ丁)は老朽化し、使用を続けるには耐震工事や設備更新が必要。現地で建て替えるには3年間休館しなければならず、移転によって市中心部のにぎわい創出にもつながるとして、新設が適当と判断した。


 新市民会館「仮称・市民文化交流センター」は、県民文化会館との機能分担を図るため、中規模ホール(800〜1000席)をメインホールとする。国際会議が開ける多目的ホールも設置する。1階部分には飲食や物販のエリアも設ける予定で、来年度から基本設計に入る。


 一方、県立医科大薬学部は若年層に進学と就職の機会を提供することで、市外への流出に歯止めを掛けられると説明。周辺への経済やにぎわいなどの波及効果も期待できると見込む。


 県によると、薬学部は6年制で定員600人。県は来年度から調査・設計に入る予定で、そのための関連予算を来年度当初予算案に計上している。【阿部弘賢】

今回の計画では、第2期工事で市民図書館が移設されるとのことであるが、いっそのこと和歌山大学のサテライト【情報・観光と言ったキャンパスの機能】や、和歌山市で建替問題が起こっている市民会館を和歌山市駅の上にもってきてはどうであろうか。

駅直結型のクラッシクコンサートも開ける本格的な市民ホールは、話題になるのではないだろうか。


そうなれば、当然ながら駅周辺にも宿泊施設などが必要になってくるし、飲食店も必要になってくるため、地域が活性化すると言う好循環を生むことも可能ではなかろうか。

クラッシクコンサートが開けるような駅直轄の日本初の市民会館の建設

クラッシクコンサートが開けるような駅直轄の日本初の市民会館の建設という案はどうであろうか?


扇風機の裏だからこそ注目される

和歌山の立地は、ちょうど扇風機の裏側





和歌山の立地は、扇風機の裏側と言う表現をする人がいるがまさにその通りで、表側になる大阪や京都に向けてのみ交通が発達しているため、和歌山市が注目されないと言う潜在的な問題がある。
しかしながら、関空から、電車ないしは車を使って30分程で到着できるというメリットをもっと生かさない手は無いはずだ。


昨今は、外国人観光客がガイドブックに載っていないところをネットで探すのが流行しているらしい。
そういった意味では、豊かな観光地を持つ和歌山市は、むしろ無名の?(失礼) 和歌山はそういった意味で外国人観光客にしてみれば絶好の開拓地と言えるかもしれない。


今の和歌山は、原石をそのまま放り出している状況のように見えてしまう。


大変勿体無いことと言わざるを得ない。



基本計画は決まっているので、着工自体を白紙という訳には行かないであろうが、第2期工事に関しては、今一度和歌山の特徴を生かすべく市民の声をもっと聴くべきではないだろうか?
第2期工事までは、もう少し時間があるので、上記のような駅直結のクラッシクコンサートが開催できるような高度な機能を備えた市民会館を建設してはいかがであろうか。
再検討の余地は十分あると思われる。


駅の上に市民会館を作るメリット

まず最初に考えらえることは、


  • 人を全国から集めやすいと言うこと


「電車に乗ってきてくださいね。駅降りてすぐ上がコンサートホールです。」


これほどアピールしやすいことは無い。

電車の場合、1両100人として6両、600人8両で800人は輸送できる。
こうした臨時列車を3本も仕立てれば短時間のうちに2000人以上は輸送できる。


  • 警備の面でもかなり有利

道路に出てしまうことがないので、警備対象は駅からホールまでの区間のみとなる。


当然そうしたホールを直結することで大量の人員を移送させるためのエレベーターなどの輸送機器が必要となってくると言う問題はあるであろうが、50人程度が一度に乗れるエレベータなどを設置すればそうした問題は解消する。


50人で3.5t、100人で6.5t程度の荷重を引き上げられるエレベータが必要となるが、ゴンドラの大きさでいえば100人乗りでも3×6mのゴンドラなので通勤電車の幅で、かつ長さは1/3程度の空間のエレベーターがあれば輸送できる。
要は、そうした発想が出来るか否かだと思う。


あまりに突飛な発想と笑うかもしれない、しかし、考えてみてほしい。
和歌山市駅は和歌山城にも近く、四国・関空・大阪の3方向から人を集められるうえ、支線としての加太線もあるし、今はほとんど活用されていない紀勢線の和歌山市~和歌山駅間もある、この路線を活性化させて貴志川線と繋ぐことで和歌山市を活性化できるのではないだろうか。


和歌山市駅は和歌山市の中心


皆さんの意見を是非聞かせてください。

大阪都構想とカジノ誘致


大阪の新しい魅力ある拠点はカジノ

大阪都構想の中で出てきた一つに、カジノを南港に誘致して活性化を図ると言うのがありました。

個人的には、こうした賭博性の高いものは嫌いなので個人的には脊髄反射的に反対と言ってしまうのですが、ここではひとまず冷静にメリットとデメリットを考えてみたいと思います。

カジノ構想によるメリットは、国際エンターメント都市として、大阪のシンボルとなる新たな拠点を創出して、外国からも多くの人を呼び込むことで大阪市の魅力をアップしていけるとしています。

そこで都心から概ね30分以内の場所にカジノを含む総合リゾート施設を大阪市と大阪府共同で開発することで大阪都(大阪府)は発展するというのですが・・・。
そしてこの実現のためにには、都構想が必要であるとしていたのですが・・・。

大阪府のホームページでIR構想の概要を公開されています。

現在も、大阪府のホームページにはIRに関する構想が書かれていましたので引用させていただこうと思います。


以下は、下記を参照ください。

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/10583/00000000/concept2.pdf(概要版)

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/10583/00000000/concept%20soan.pdf(基本コンセプト素案)

http://www.sankei.com/west/news/150729/wst1507290002-n1.html

イメージ図(産経WESTから引用)

と言いながらもカジノと都構想は別と答弁した橋下市長(当時)

カジノに関しては、昨年の住民投票にあたって「都構想とカジノは別」というロジックに転換して、カジノ反対派をいさめようとしたと言う流れもあったそうですが、これについては共産党にあっさりとその場限りの言い訳と言われています。

その時の流れで、ロジックを変えるのは橋下市長にしてみれば日常茶飯事でしたから驚くこともないんですけどね。


個人的には共産党は支持しないのですが、大阪維新に対する赤旗のこの記事は当時の記録として見ていただきたいと思います。

2015年5月13日(水)

「都構想とカジノは別」 橋下氏 その場しのぎ


 ○…大阪市をつぶす「大阪都」構想で実現する政策の目玉としてカジノ誘致を掲げる大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が、市民の批判に追い詰められ、その場しのぎのひどい説明を行っています。


 ○…7日の屋内集会では、カジノに批判的な男性からの質問に、「都構想の話とカジノの話は基本的には別です」などと言い訳。「カジノ反対の方にも都構想は非常に有効なんです」などという詭弁(きべん)を弄しました。


 ○…いったいどんな理屈なのか。橋下氏はまず「僕と松井知事は賛成派」と断りつつも「東京(都)を見てください。舛添(要一)知事になってスパーンとカジノをやめた」などと強調しました。


 ○…「都」構想で市長がいなくなり決定権が「都知事」(府知事)に一本化されれば、進めるのもやめるのもスピーディーになるとの理屈で「今度の都知事選(府知事選)で、カジノが争点になれば、府民のみなさんで止めると決めてもらえれば決着する」というのです。


 ○…こんなばかばかしい話はありません。わざわざ市をつぶさなくても、カジノを止めたいなら、カジノ反対の市長や議員を選べばいいだけです。

○…一方、橋下氏は、誘致に期待する市民からの質問には「都構想が実現しないと(カジノ誘致が)どうなるか分からない」(11日街頭)と述べています。カジノ誘致推進のためにこそ「都」構想の実現が重要だというのが橋下氏の持論です。


 ○…「いやらしい話ですが日本は既にカジノ国家なんです。パチンコ屋がもういたるところにあるから」。11日にはカジノ誘致をこう正当化しました。
 (直)




 ここで、注目したいのは、カジノ反対の方にも都構想は非常に有効なんですと言う発言、更に

「都知事」(府知事)に一本化されれば、進めるのもやめるのもスピーディーになるとの理屈で「今度の都知事選(府知事選)で、カジノが争点になれば、府民のみなさんで止めると決めてもらえれば決着する」というのです。」


普通に何も考えずに聞いていると何となくそうかなぁと思うのですが、

別に大阪都構想ではなくても、カジノ反対派の市長や議員を選べばいいのは当然ですよね。さらに、大阪府も同じように言っているわけですから、反対派の府議会議員を通せばいい訳です。

それをことさらに、都構想と一緒にしようとするからそうした矛盾が生じるわけですね。

維新信者はそれでも橋下改革を信じる

少なくとも大阪維新の支持者はカジノを含むIR【総合リゾート構想】を金科玉条の施策と思い込んでいました。
以前に、ある集会で見た光景なのですが、パチンコよりもカジノはいいギャンブルだと言い切ったのにはちょっと驚きましたね。


さらに、競馬や競艇も止めてカジノに一本化すればいいとまで言っていましてね。
カジノは、パチンコや競輪・競馬よりもいいギャンブルらしいです。苦笑

さらには、ギャンブルするのは大人なのだから自己責任でしょうと・・・。

いえ、その前にギャンブル依存症で家庭崩壊なんて不幸な事例が後を絶たないことは無視ですか。_| ̄|○


少なくとも競馬などの公営ギャンブルは地方振興、実際にはこの公営ギャンブル自体も問題は無い訳ではないのですが、公営ギャンブル自体も今後は時代遅れになっている部分は是正される必要はあると思いますが、それらをすべて簡単になくすことが出来るほど簡単ではありませんよね。
だから、そうした橋下を信望する大阪維新支持者というのも全く理解不能だったのですが、個人的にはリゾート構想で何故いまカジノなのかという思いがあるんですね。
カジノを誘致して外国から人も呼び込めるとして、治安はどうでしょうか?
治安は悪くならないと言う保証はあるのでしょうか?

一般の人の感覚ではカジノはこう思われているのでは?

yahoo知恵袋に昨年同様の質問がなされていましたが、一般の方の見解としてはこんなものではないでしょうか。


大阪市の治安は現在でも決して良いとは言えない状況の中でこれ以上環境を悪くしてどうするのでしょうか。

大阪は、カジノではなく「モノづくりの拠点」であるべきでは?

自民党などは経済界の意向を受けてカジノは推進したいようですが、本当の大阪の文化を守ると言う視点から考えれば、カジノではなく大阪に必要なものは「モノづくりの拠点」「ヒトづくりの拠点」であるべきだと思っています。
大阪にあった本社が東京に移転してしまうことで大阪の地盤沈下が進んでいるわけです。
むしろ地代を安いことを生かして臨海区域にはモノづくりの拠点を作るほうが向いていると思うのです。
皆様のご意見を聞かせていただきたいと思います。






大阪都構想の虚実 鉄道編

泉北高速がハゲタカファンドに売られていたら実現しなかった、泉北ライナー

大阪都構想なるもので、大阪都構想が実現すれば御堂筋線と泉北高速鉄道を接続して相互乗り入れしますと言っていたと記憶しているのですが、覚えておられる方も多いと思います。

しかし、肝心の泉北高速鉄道を外国のファンドに売り飛ばそうとしたのは橋下徹大阪府知事だったのです。

皆さん覚えていますか?…その時は堺市選出の大阪維新の会所属の議員が謀反を起こしたので売却は成立せず事なきを得たのですが、その後南海電車の子会社化、泉北高速に難波からの直通特急(泉北ライナー)が設定されると、泉北高速を民営化したおかげと自画自賛していましたが、・・・。

画像 Wikipedia


御堂筋線直通泉北急行は実現するのか

さて、そこで本題に入りたいと思うのですが、結論から先に申し上げれば、泉北高速と御堂筋線の直通は殆ど不可能ということです。

その理由を簡単に説明しましょう。

西中島南方にて 線路に沿って中央に見えるものが電力を供給するレールで、車輪付近の集電靴と呼ばれるすり板から電気の供給を受けます。

  • 南海電車や泉北高速の電車にはパンタグラフと呼ばれるものが付いています、御堂筋線の電車にはパンタグラフが付いていません。
  • それと、意外と知らない人が多いのですが、泉北高速と南海電車はJRと同じ線路幅ですが地下鉄は実は新幹線と同じ線路幅なんです。
    阪急京都線・千里山線と堺筋線が相互乗り入れしているのは、線路幅が一緒だからです。
    その昔、上牧から山崎付近の阪急と新幹線が並行して走る区間がありますが、ここでは新幹線開業前に阪急が新幹線の線路を走りました。
    これは、新幹線と阪急の線路幅が同じだからできた芸当です。

不都合な真実を隠すことでイメージアップ

あの頃のパネルではいかにも簡単に出来るように書かれていましたが、線路幅が違うのにどうして直通させると言ったのでしょうか?
さらに、線路幅だけでなくパンタグラフをどうしてつけるのでしょうか?

地下鉄は建設に膨大な経費が掛かるため出来るだけトンネルは小さく作ることで経費を圧縮するようにしています。
ですから、阪急のようにパンタグラフがある電車を乗り入れさせるためには、架線を張れるだけの天井を広げる必要があります、それも現在走っている御堂筋線の電車を止めずにです。

結局できないことをできる言って、市民を欺罔させたと言えそうです。

公共交通の在り方とは

私は、公共交通の在り方についてあらゆる機会を通じて研究してきましたし、和歌山市に住んでいた頃には、和歌山電鉄の存続運動にも関わったことがありました。
そんな中で、考えたのは移動権を守るためには、原則として公共交通は公有であるべきではないかというのが基本的な考え方です。
もちろん、大阪市営地下鉄の場合、民営化するとしても在阪私鉄に切り売りするような民営化は賛成できません。


民営化を仮に行うとしてもNTTやJTのように大阪市が30%以上の株式を保有することを前提とした民営化を行うなど、公共性を生かせるべきだと思っています。
むしろ、大阪市が中心になってPITAPAなどの電子マネーを活用してゾーン制運賃の旗振り役をしていただければ公共交通にあり方が根本から変わるかもしれません。