政治家を目指す加藤好啓のblog

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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和歌山市にカジノは要らない。

和歌山県知事の仁坂知事がIRの誘致を和歌山でもと表明してから、同じく和歌山市長が歩調を合わせるように、和歌山市にカジノの誘致を表明していますが…これっておかしくないですか?


私なりの私見を纏めさせていただきますが、和歌山市としての誘致先として、コスモパーク加太、和歌山マリーナシティが上がっていると言います、・・・コスモパーク加太も交通インフラが貧弱で、仮にカジノを含むIRを作ったとした場合そのアクセスはどうするのかと言う問題が残ります。


最初から反対と言うと感情論でしか言っていないと言われても嫌なので、敢えてこの2者択一で考えるならば、その可能性があるのが「マリーナシティ」でしょうか。
ただ、そこでも既存のマリーナシティやポルトヨーロッパとの整合性(カジノは外国人しか入場させないというのであれば、本来は島ごとカジノにしてしまうのが一番わかりやすいし、セキュリテイの面でもコストは最小限に済みます。)
例えば、両端の橋自体を止めてしまってマリーナシティへは専用の船で無いと行けないとすれば所謂封じ込めができます。
同じ敷地の中でそうした専用区画を作って外国人だけしか入場させないというのは、入り口で制限すると言ってもそこまで上手くいくのでしょうか。
それが本当に出来るのでしょうか?

現在未開発になっている海南火力発電所側の区画は開発が出来そうですが・・・。


少なくともそうしたことも含めて考えないといけないのではないでしょうか。
さらに、マリーナシティホテルとの整合性はどうするのか・・・少なくともカジノだけしてください。宿泊施設もありませんにはならないでしょうから、そうなるとマリーナシティホテルからカジノに行く外国人観光客と一緒に日本人が入場しないと言い切れるでしょうか?


大阪市が誘致を目指す舞洲等と比べるとその利便性はいずれも劣るわけで、尾花市長が言うように、下記の論理は破たんしていると私は考えます。


ギャンブル依存症や治安の悪化という懸念については「海外の事例を見る限り、カジノ施設を外国人専用にすることでクリアできるのではないか」とした。今後は候補地を選定し、県とも連携をして構想づくりに着手するとした。

問題になるのは、そのアクセスです。

  • コスモパーク加太にカジノを作った場合・・・

カジノに行くのにまさか加太線に乗ってそこからバスで移動…なんてことにはならないでしょうから、周辺道路の整備も同時に行う必要があります。


場合によっては、加太線を分岐させて線路を引くことも可能かもしれませんがその事業主体はどこになるのでしょうか。

加太線から分岐してカジノまで専用線を引くのでしょうか?


南海が建設を拒否となればその建設費は県が負担することになります。
それでなくとも、開拓当初から322億円の赤字を抱え、400億近い負債を持っているコスモパーク加太を何とかしたいという思惑かもしれませんが、これがこけたらさらにどうなるのでしょうか?
他にも既存の事業所との折衝はどうするのでしょうか?
まさか、出て行ってくれとなるのでしょうか。
少なくとも、コスモパーク加太は、交通インフラが貧弱すぎて、関空からの距離が近いという理由以外は積極的な理由が見つかりません。
ということで、却下

大阪府が想定するIR構想の完成図

  • マリーナシティにカジノを誘致したら

先ほども少し書きましたが、マリーナシティの場合は今度はその大きさです。


それなりの、規模のカジノを建設しないと外国人観光客にどれほどアピール出来るでしょうか。


カジノで遊んでさらにそこから、観光地を巡ってね・・・そうでしょうか。


カジノで遊びたい人はカジノで遊びたいから来るのであって、他の観光地を回るために来るとは到底思えません。


これは偏見と言われるかもしれませんが、ギャンブルする人に何故ギャンブルするのかと聞いて、理由はないけどギャンブルが好きだからするんだという答えを返すのではないでしょうか。


まぁ、そうした感情論での反発ではなく論理的に考えてみましょう。

マリーナシティの場合考えられる問題点は

  • カジノとしての規模が小さ過ぎる

マリーナシティの一部区画だけではカジノとしてはかなり小規模な賭場となるので自ずと施設が限られたものになる可能性があります。

  • マンション購入者の心境は?

マリーナシティの分譲マンション(リゾートマンション)の購入者はどう思うでしょうか。静かな環境を手に入れたくて購入したらすぐ隣がカジノとなれば・・・。
よしんばギャンブル好きなお金持ちであったとしても、外国人専用となれば意味のないものが自分が居住するマンションの横にあることを是とするでしょうか?

  • アクセスも悪い

コスモパーク加太程ではないですが、海南インターからの距離がありますから、その辺をどのようにアプローチするか。


少なくとも、マリーナシティまで関空から車で行くのであれば、むしろ舞洲に行くほうが便利でしょう。
それを避けようと思えば関空からクルージング船で直接マリーナシティに接岸する方式を検討するのが一番現実的かもしれません。

カジノ以外の選択肢はあるはず。

私が和歌山市長であれば、カジノではなく「国際会議場のような施設を充実させるでしょう。」
マリーナシティホテルはリゾートホテルですが、高級ホテルと国際会議場を併設したホテルを建設、マリーナの一角に船を横付けできるようにしてはどうであろうか、ホテルと会議場はデッキで繋いで連続性を持たせるとともに駐車場を充実させて、ここからJR各駅並びに高野山・白浜方面への高速バスなども充実させる。
もちろん、この場合は国際会議などがメインですので、環境の悪化などを招くということもありません。
むしろこうした会議場などを作るほうが同じ箱モノを作るのであればむしろ有益なのではないでしょうか?


IRで地域活性化と言う妄想

みなさまこんばんは、本日は少し毛色を変えて、IRで地域活性化と言う妄想で私なりの考えを述べたいと思います。
昨年IR法案が通り。
すでに候補地として、現在下記の地域が上がっているそうです。
さらに、私の生まれ故郷でもある和歌山市でもカジノを誘致したいという意見が、和歌山県知事あたりから出ているようです。
IRはカジノを中心とした統合リゾートであり、外国人富裕層などを中心に観光客を取り込めるというところから手を挙げている地方が多いようですが、本当にもくろみ通りいくのでしょうか?

現在、IRの誘致を行っている候補地

  • 北海道 / 小樽や苫小牧、釧路市・・・知事も積極的に行動している。ただし、阿寒湖を含む釧路市の場合観光客の入り込みが減少する中、カジノによる環境悪化を心配する声もあり地域住民との合意を得られるかがカギとなると思われます。
  • 千葉 / 整備へ幕張沖に人工浮島「メガフロート」
  • 東京 / ホテルや会議場がある台場・青海地区が候補
  • 神奈川/ 横浜市が整備に向けた検討会を4月に立ち上げ
  • 大阪 / 臨海部の人工島「夢洲」が候補
  • 宮崎 / リゾート施設「シーガイア」周辺に誘致
  • 長崎/ ハウステンボス周辺に誘致

参考



カジノが成立するためには、継続的に利用される仕組みを作る必要

あくまでも個人的見解としてお読みいただきたいのだが、カジノを開いたとして継続的に観光客がどれほどカジノに来てくれるのであろうか?
逆に言えば、観光客以外にカジノを継続的に利用してもらえる人がどれほど居るかとうことになります。
そうなってくると、勢いカジノを富裕層外国人だけにと言う訳には行かず、一般に開放…となるのでしょうか。

大阪舞洲IR構想


過去に破たんした宮崎シーガイアに見るリゾートの難しさ

観光と言うのは非常に流動的で、季節変動や、風評で大きく変化します。
更に、似たような施設が他に出来ればそちらに流れてしまうということは、他の施設などを見ても同様であり、これは従前からの観光地における箱もの行政で何度も失敗を見てきていることではないでしょうか。
ここ最近では象徴的だったのが、宮崎シーガイア(現・シーガイア)のオーシャンドームではないでしょうか。
結局、この一番の売りであったドームが破たんの原因を作った訳であり、自然破壊して得られたものは、多くの借金だけであったという笑えない事実です。
これは、IRによるカジノ構想でも言えましょう、税金を投入してカジノを含む総合リゾートを作ってみたけれど、利用者が少なくて赤字になりました・・・で誰がその責任を負うのでしょうか。

シーガイア・オーシャンドーム

オーシャンドーム 画像Wikipedia



でも同じであり目新しいものを作っても、数年もすれば飽きられてしまいます。
カジノだけに限った視点で考えると、カジノを利用するのは外国人だけに限定とした場合、どれだけの外国人がそのカジノに向かうのか・・・あまりハードルを上げ過ぎれば地元民は利用しなくてカジノ自体が閑古鳥が鳴く可能性もあるし、それだけの施設を建設して償還できなければ意味がないわけです。

治安の悪化を心配する向きもあるが

私もこの辺は正直不安がありますが、仮にIRは高級リゾートであり、閉鎖された空間として一般利用が大幅に制限されて治安の悪化も最小限で済んだと仮定して話を進めてみたいと思います。
まず、こうしたリゾート構想が作られた場合、当然のことながら推進側はホテルなどの関連施設が建設されるし、遊戯施設なども出来るので雇用を確保できると言うであろう、またカジノの売り上げで地方都市も潤うと言う説明をするであろう。
しかし、冷静に考えていただきたいのですが。
Aと言うカジノとBと言うカジノが有って、Aのカジノは当初の大阪維新の構想どおり舞洲に建設されたとしましょう。
さらに、Bは和歌山県が誘致して現在も空き地が多く残るマリーナシティにポルトヨーロッパの対岸にそうした施設が出来たと仮定したとき外国から来た観光客はどちらのカジノを目指すであろうかということです。
交通の便を考えれば・・・自ずと答えは出ているのではないでしょうか。
もちろん、和歌山ですよね。

関空からの比較 舞洲&和歌山マリーナシティ


なんてことは間違っても無いでしょう。
少なくとも普通に考えれば、大阪にあるカジノに行くのではないでしょうか。
そうなると、和歌山県のカジノは外国人の観光客のあてが外れて・・・過大な施設だけが残ることになりかねないのではないでしょうか。
あくまでも、私はカジノに対しては反対の立ち位置でですので、このような主張をさせていただいております。
私が政治家として、和歌山の市政に関わるとすればこの辺をまず最初に問題としたいと常々思っています。

和歌山にはIR以外の町おこしがあるはず。

何でもそうですが、流行に乗って失敗するという例は多々あります、特に作られた流行の場合は特にそうでしょう。
元々大阪維新が大阪都構想の中で、出てきたIR構想これがいつの間にか、地方都市の救世主のようなイメージを受け付けてしまったわけで、先ず先行してそれが成功するか。
更に成功した場合は、その成功事例と同じ環境を移植すれば可能かもしれない。
例えば、沿線人口、交通機関などの充実による大量高速輸送、道路の整備など・・・逆に言えば、そうした条件が整わないのであればいたずらにIR構想だと浮かれるべきではないと考えます。
和歌山市をもっと元気にということであれば最も良いのは、産業の誘致であろうがそう簡単にはいかないであろうが、幸いにも医療機関数が多く、また温暖な気候を生かした長期滞在型の高齢者向けリゾート施設や都市部からの高齢者受入(高齢者のIターン)等も面白いのではなかろうか。
言ってみれば、発想を全く逆の視点から考えてみるということ。
どうしても、Uターン。Iターンというと20代、30代の年代を考えがちだが、せっかく和歌山に戻ってきても働くところが無ければ意味がないわけで、高齢者の方のための施設等が増えてそこで働くための施設が増えれば、当然のことながら若い人たちのUターン。Iターンも起こり得るのではないだろうか。

発想は非常識な方が面白い

このような考え方は非常識であろうか?
しかし、むしろ常識やトレンド(Trend)から判断するのではなく、非常識や時代遅れ(out of date)の発想の方が良い結果を産むと思うのですが。如何でしょうか?



地方自治体こそ、制度の棚卸をすべきでは?

棚卸が必要な地方自治

最近特に思うことであるが、地方自治体こそ制度の棚卸をすべき時ではないかと思っています。
今までの地方自治、更には地方政治家と言うのは中央とのパイプがどれだけあるかを示せるかでしたが、これからの時代はむしろ、江戸時代のような地域ごとの特色を自治体が出していく必要があるのではないかと考えています。

中央集権体制による一極集中と言う弊害

郵政局で、地方における郵政行政を経験し、民間でも働いた経験などを総合して思うことは、組織が未熟な時は中央集権による強権的な方法が必要になりますが、成熟した社会にあってはむしろ、独自のコミュニティを立ち上げていくほうが結果的には上手くいくと感じています。
逆に、現在もそうですが中央に省庁も国会もすべてが集まってしまうことによる弊害が大きくなっていると考えます。
実際、私も東京には年に何回も上京していますが、行くたびに都市全体から溢れるエネルギーを感じます。

補助金頼みの行政


その反面、地方に行くと補助金頼みの行政に汲々とする政治家の姿があります。
また、省庁(行政庁)と国会のいずれもが東京にあるためどうしてもそれに関連して会社の本社機能なども東京に集まってしまい。
東京では色々な意味でビジネスになる反面、東京以外の地方都市はますます疲弊するという状況を産んでいると言えましょう。

地方は、金太郎あめではない

日本と言う国は地理的に見ても東西に長い弓状列島であり、気候も亜寒帯に属する北海道から亜熱帯の沖縄まで様々であり、全てを同じ基準で考えることは出来ません。
気候が違うだけではなく、方言と呼ばれる地方言語も大きく異なります。
そう考えれば、もっと地方でしかできない事、いわゆるオンリーワンをもっと出していっても良いのではないでしょうか。
IR(統合リゾート構想)が流行だからと言って、よく考えないで一緒に手を挙げてみても良いのでしょうか。
地方ごとの強み。弱みを十分理解していないと結局、強いものに食われてしまうことになりかねません。

地方は、金太郎あめではない

むしろ、地方の強みと言うものを今一度考えなおしてみることは大事なのではないでしょうか。

将来の道州制を睨んで、広域連合をもっと推進しても良いのでは?

現在、消防組合などは将来の人口減などを見越して町村ごとの消防組合から広域連合による消防組合に移行しつつあります。
こうした流れと言うのは、下手すると地方自治の解体につながりかねませんが、必要な組織に関しては適切な形で分離・分割して新しい広域連合などに移行させるとともに、行政事務のうち、戸籍などの機微情報(センシティブ)等は難しいでしょうが、それ以外は思い切って他の自治体と共同で設立する広域連合などが推進されても良いのではないでしょうか。

これから地方に求められるのは、中央に依存しない政治

今までは、中央からいかに補助金を持ってこれるか、地方交付税を充てにした予算設計が行われていましたが、これからは地方自らが稼ぐ仕組みを少しづつ作って行った上で、地方は地域の特性に応じた政治を行うことし、日本政府は国益を中心に考える、いわば日本国は甲殻類で言うところの外郭を強固に守ることに専念し、地方自治体はその中で個々に個性的な、それでいて地方としてのアイデンティティを失わない成熟したコミュニティを作って行く必要があるのではないでしょうか。


*****************************************参考事項*******************************************


広域連合・・・広域連合(こういきれんごう)とは、複数の普通地方公共団体や特別区が、行政サービスの一部を共同で行うことを目的として設置する組織で、特別地方公共団体の一つである。(wikipedia 参照)


地方自治法 条文


組合の種類及び設置(第284条)
都道府県の加入するものにあつては総務大臣、その他のものにあつては都道府県知事の許可を得て、一部事務組合を設けることができる(2項)
普通地方公共団体及び特別区が、広域にわたり処理する事務に関し広域計画を作成し協議により規約を定め許可を得て設ける(第3項)


加藤好啓