新たな視点で公共交通のあり方を考えるblog

少子高齢化、コロナ禍などの影響もあり、公共交通のあり方が今大きく問われています。そこで、独自の視点で今後の公共交通はどう有るべきかを考えていきます。

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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今こそ水素を活用した火力発電所と燃料自動車では無いだろうか。


脱原発と言いますが

福島の原発事故以来、脱原発を声高に叫ぶ声が高くなり、さらには再生エネルギーの切り札として、太陽光発電が注目されています。
また、電力量は足りているという人もいます。
また、太陽光発電システムで既に原発がなくとも十分賄えるだけの発電量を確保したと言われています。
しかし、それは正しいことなのでしょうか。
太陽光発電パネルは、蓄電池と同じ消耗品であり、その寿命も10年という人もいあれば30年、40年使えるという人もいますが、その辺の詳細は不明です。

太陽電池は万能なのでしょうか?

太陽電池パネルを設置したら、それでOKと思う人が多いのですが、太陽光発電パネルは年々発電量は劣化していくこと、そして一番重要なことは晴天の日ばかりではないと言うことです。
夜間は発電しませんし、昼間も晴天であればまだしも、曇天では発電量も少なくなるなど、カタログ値の出力を安定して発電できるわけではありません。
さらに、太陽光発電パネルは年々発電量が減っていきます。

上記グラフは、ソーラーパートナーズサイトから引用


これは、パネルの劣化によるものです。
それ以外にも屋外に設置しますので、埃(ほこり)の付着などで発電量が減少します。
そのように考えますと、本当に太陽光パネルだけで安心なのでしょうか。

上記グラフは、太陽光発電の耐用年数・寿命から引用


電気は足りていると言いますが

原発反対派の人は、電気は足りているとよく言います。
実際、計画停電もなく現在は進んでいますが、それは省電力機器の導入などによる影響も大きいですが、今後電気自動車を普及させろとかなってくると電気は足りると言い切れるのでしょうか?


電気自動車の電気はどこから来るのでしょう?

誰かが何らかに方法で発電しないと使えませんよね。
ハイブリッド車の場合は自らのエンジンで走行しつつ充電する、ブレーキの回生力を生かして充電することで、外部からの電気供給を基本的には不要としています。(プラグインハイブリッド車を除く)そのように考えますと、電気は本当に今後も足りていると言えるのでしょうか。
現状でも、太陽光発電などの再生エネルギー以外では、火力発電所をフル稼働することで補われていると言われています。

石油火力なり天然ガス発電ですが、いずれにしても輸入に頼る以上外貨の流出、ひいては国力の低下は免れません。
原発反対と言いますけれど、結果的に温暖化を助長していませんか?
すなわち、石油火力などでCo2の排出を増加させる結果となっているのが、現在の原発反対運動になると考えるわけです。
当然、原発反対派の人たちからすればそれは納得行かないとおっしゃられるでしょう。
しかし、現実問題として考えれば、少なくとも札束を燃やして電気を作っているようなものです。
そこで、今個人的に注目しているのは、水素です。
今こそ、水素を活用した発電所の誘致や、それに伴う産業の発展などを地方都市は推進すべきでは無いでしょうか。

個人的には水素を燃やすことで燃料電池を使った、トヨタのMIRAIがありますが、水素ステーションの設置がネックになっていると聞きます。
水素の供給量が圧倒的に増えれば、それに比例して水素ステーションなども設置しやすくなるのではないでしょうか。
ここでは、燃料電池ではなく、水素を直接燃やす、水素燃焼ボイラーを取り上げてみたいと思います。

水素燃焼ボイラーの問題点

4年ほど前の記事ですが、水素燃焼ボイラーについての報告書が資源エネルギー庁
燃料電池推進室が出した報告書があります。

更に燃焼方式に関しても下記のような比較がありました。

ただし、現状の方式では、Noxが発生しやすいと言う問題があるそうです。
既にこのあたりに関しては、改良型の燃焼タービンが開発されており、もんだは解決差レッツ津有ると推測されます。
燃料電池による発電が理想ですが、現状ではコストがかかりすぎるため、単純に石油なり、天然ガスだけを燃焼するよりも水素を混合させることで燃料にかかるコストを低減できれば良いのではないでしょうか。

資料引用 水素発電について 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 平成26年3月26日
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy/suiso_nenryodenchi/suiso_nenryodenchi_wg/pdf/004_02_00.pdf

水素を供給する拠点が増えれば、燃料電池自動車も可能性が増えます

現状では、燃料電池車を普及させようにも肝腎の水素ステーションの設置が進まないからコストも下がらないという悪条件になっているため、安易に電気自動車の参入と言った方向に流れつつあると思いますが、むしろ参入障壁が低いと言うことは過剰な競争になると言うことを意味していないでしょうか。
今我々に求められているのは、外国に依存する地政学リスクをできるだけ避けると共に、将来的には現在の原子力発電所を使用しなくとも安定した発電が出来る設備を増やしていくことが求められるのではないでしょうか。
脱原発=原発廃止ではなく、原発に代替する仕組みなりを推進させてこそ脱原発の本来の意味が見えてくるのではないでしょうか。
その辺のお話は次回改めてさせていただこうと思いますが、日本は島国であることを考えれば原発に頼らない新しい方法が模索され、従来の旧型原発は徐々に置き換えていく庫tが出来ればそれも良いのではないでしょうか。


以下後編に続きます。


参入障壁が高い仕事ほど、独占できます
電気自動車の欠点は、その走行距離と電池が足かせに
化学工場などガスでのある地域では水素発電所を導入することは不可能でしょうか?
脱原発というのであれば、単純に反対するだけではなく、このような手法を提案すべきでは無いでしょうか。

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