新たな視点で公共交通のあり方を考えるblog

少子高齢化、コロナ禍などの影響もあり、公共交通のあり方が今大きく問われています。そこで、独自の視点で今後の公共交通はどう有るべきかを考えていきます。

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
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地方の都市こそ「駅カ向上」、エキナカ診療所という発想

皆様、こんばんは。


私自身は地方の活性化を達成することを目標とするため、将来議員を目指しているのですが、特にどの市という限定をするのではなく地方行政の在り方という視点から色々と考えてみようと思っています。

地方の駅を活性化する一つの方策として

今回は地方都市における「駅カ向上」という視点から「駅ナカ診療所構想」ということで考えてみようと思います。

駅ナカビジネス時代

昔の駅(国鉄時代の駅)は、列車を待たせる。もしくは到着した旅客を早く外へ追いやるという構造でした、(実際に昔の駅の構造は大きな待合室は有っても駅構内には売店程度しかなく、大駅などでは出口と改札口を分けるなど、人が回遊しない駅構造でした。
それにより、結果的に駅前商店街等が発展すると言う形を作っていました、
現在は、鉄道事業者が新たな収益源として、駅の施設集約化で生まれた余剰スペースを生かして店舗展開を図るなど、JRや私鉄の新しいビジネスモデルとなっています。

地方の都市では郊外型店舗により駅前が疲弊

結果的に一部地域では、既存の商店街を圧迫しているという反論もあったりしますが、多くは郊外型店舗が多くなり、鉄道の駅前自体も過疎化してしまったと言えそうです。

駅前活性化の切り札として、駅ナカ診療所

今回は複雑な利権問題などがある地域を再生させるために時間を費やすのではなく、より公共性の高い駅施設などをさらに高度化すると言う視点から、お話をさせていただこうと思います。


老朽化した駅舎を建て替える際に地方行政なども積極的に支援することで駅ビルの規模を拡大して、高齢者問題とセットで考える必要のある診療所を駅の中に設けるというのが基本的な考え方です。


駅舎の高度化を図るということで、前回は和歌山市駅の建て替え問題を提起させていただきましたが、今回の例では、駅舎に診療所機能を持たせるという考え方です。

駅と診療所が合体?

電子マネーを有効活用して電車やバスに積極的に乗る工夫

駅舎に診療所を設けると言うことで、更に工夫を加えてみました。
例えば、ICOCA等の電子マネー機能に一部機能を付加して、自動改札機の出場記録と療所への予約や、薬の処方箋を記録させることで、患者さんはカードを示すだけでお薬の調製もしてくれる。
そうした工夫で、利便性は向上するのではないでしょうか。

電子マネー機能を使って、処方箋の作成など

ICOCA等のスマートカードに機能を付加して処方箋や診療の予約などを行えるようにする。

既存のものに少し工夫を加えることで新しいものが生まれる。

既に、駅ビルの中に診療所という事例はあるわけですから、発想自体は新しいものではありません、ただし、改札を通過した時点で患者さんが病院近くに来ていることが確認できれば、医療機関側としてもカルテの準備や予約診療者の確認などの手間が省けるなど色々な意味で効率化が図れるのではないでしょうか。


さらに、小さな駅でしたら診療所かもしれませんが、比較的大規模な駅ならばさらに深度化して、駅自体を医療ビルとしてしまうという発想があっても良いと思いますし。
駅の直上にそうした専門病院があっても良いと思うのです。


こうした、ちょっとした工夫で駅自身に賑わいが生まれてくる、これにより波及効果で周りも活性化するのではないでしょうか。


皆様のご意見を賜りたいと思います。


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