地方議員はもっと、こうしたことに尽力すべきではないのか。
兵庫県の山間部の町に、昔、鉱石の運搬に使用された鉄道の跡がある。その鉄道は鉱山の仕事に従事する人とその家族については1円の料金で運んだことから「一円電車」の愛称で呼ばれていた。
「一円電車」は昭和60年代の初めに廃止になったものの、いま、この跡を活用して、新たな地域の活性化に結びつけようという動きがある。それでは兵庫県・明延(あけのべ)の人たちはどのようなことを考えて復活に取り組んでいるのか。現地を訪ねてみた。
一部抜粋
Yahooニュースで上記の記事が出ていたのですが、明延鉱山。私も直接かかわったわけではないのですが、多少なりともお手伝いをさせていただいたことがありました。
私は直接明延には行かず、その写真などを参考にして、依頼された会社の意向に沿って企画書をまとめ上げたのですが、その会社とはちょっと行き違いがあって当時の資料も捨ててしまったのですが、当時の写真が何枚か出てきましたので、その写真の画像を基に、少しだけ持論を展開させていただこうと思います。
明延鉱山とは?
明延鉱山とは、そもそもどんなところだったのでしょうか。
古くは平安時代から採掘がされていたと言われ、明治初年(1868年)、生野銀山とともに官営となり、1896年(明治29年)に三菱合資会社に払い下げられた。と記述されています。(Wikipedia参照)
最盛期には4600人ほどいた人口も閉山後は離村する人が相次ぎ現在は80人とか・・・。
保存されている車両たち
画像は株式会社汽車会社が撮影したものです。
人が減るのは理由がある
これは、明延だけの問題ではないと言えるのですが、若者が地元から離れる・・・その原因の一つは「働くところがない」と言うことかと思います。
誰だって、生まれ育った地域で働きたい希望を持つ人もいるのではないでしょうか。
ただ、地元で働くことが出来なければどうしても、出て行ってしまう。
結果的に高齢者しか残らない・・・これが、いま全国的に起こっている現象です。
何もしないと生き残れない
この町では、1円電車という明延鉱山で使っていた電車が幸い保存されていました、それが観光の起爆剤にしようと活動を続けておられます。
そうした意味では、鉄道を観光目的にしてしまうのは一つの面白いことだと思うし、それこそネットの活用で、世界中に情報を発信できると思うし、時にはlクラウドファンディングなどを活用して、1円電車復活プロジェクトなんかがあっても良いのではないでしょうか。
地方政治家はもっと、自身を改革しないといけない
すでに、上記の記事では、将来的には、雇用の創出をしたいと言っていますが、本来ならばこうした問題点にこそ地方の議員は光を当てていくべきことなのではないでしょうか。
3割自治と言われ、国からの助成金ではその使い道が決まっていると言って、ただ何もせずに補助金なり助成金だけを受け取り、その認証機関に過ぎない議会など不要ではないでしょうか。
むしろ、もっと積極的に議員一人一人が自身で人脈を作り、仲間を増やし、企業などに積極的に出資してもらうといったことをするだけの度量が必要なのではないでしょうか。
特に、自身が生まれた地方を地図にも載らない場所にしてしまいたいのであれば何もしなければそれこそ10年もすれば地方自治体自体が消滅・・・なんてことも起こるかもしれません。
でも、自身が生まれ育った場所をそんなに簡単に捨てられるものでしょうか?
そうならないためにも、少しでも元気なうちに知恵を出して行動すべきではないでしょうか。
そのためにもっと議員は汗をかくべきだと思っています。
「先生」と呼ばれて有頂天になってはいけません。
川柳で、「先生と呼ばれるほどの馬鹿でなし(せんせいとよばれるほどのばかでなし) と言う言葉があります。
1.代議士や教師・医者などは、「先生、先生」と呼ばれて好い気になっているが、呼んでいる方は本当に尊敬している訳ではないんだよということ。
2.大人の社会というところは、ちょっとしたことですぐに人を煽(おだ)てるものだから、乗せられて得意になるものではないということ。
くろご式 慣用句辞典から引用
まさに、地方の議員はその辺を意識しないといけないのではないでしょうか。
私自身も、政治家を目指すとここで宣言していますが、書いた以上は実現するために、最大限の努力を払うつもりだし、その覚悟でいます。
平和が不断の努力により守られるように、地方の活性化と言うのは、地方議員なり首長の活躍にかかっているのではないでしょうか?