新たな視点で公共交通のあり方を考えるblog

少子高齢化、コロナ禍などの影響もあり、公共交通のあり方が今大きく問われています。そこで、独自の視点で今後の公共交通はどう有るべきかを考えていきます。

政治家を目指すblackcatこと加藤好啓です。
これからの時代を考える時、地方政治も従来のような指示待ちの姿勢ではなく積極的に地方行政が積極的に住民と一緒により住みやすい町を目指すべきだと考えています。
そこで、まず私自身の考え方を知っていただきたく、こうしてblogで政治的信条や政策を提言させていただく所存でございます。
ぜひ、読者登録をお願いします。

気軽にリサイクルできる環境を整えたい

吹田市がもっと皆さんから選ばれる街になるためにはどうするべきかと考えたとき、他の市で実施していることで、真似ができることは積極的に行うべきではないでしょうか。
例えば、小型家電の処理などです。
小型家電は、PCや携帯電話やデジカメ等が該当しそうですが、

リサイクルボックスを設けて小型家電を気軽にリサイクルしたい

現在、大阪市では、プリンターのインクや家電製品などのリサイクルボックスを設けていますし、隣の豊中市でも、小型家電製品のリサイクルボックスが設けられていますが、吹田市では、小型家電をピックアップ方式にて回収しており、毎回の収集の中から抜き出す方式で選んでいます。
これを、大阪市や豊中市のように、小型家電回収ボックスを市の施設や、スーパーマーケットなどに設置することを提案したい。


プリンターインクなどのリサイクルと一緒に設置されている大阪市の例

リサイクルボックス

大阪市の例では、蛍光灯なども回収ボックスが設けられていますが、インクカートリッジと小型家電回収ボックスだけでもよいのではと思います。
こうしたボックスを、吹田市の公共施設に設けることで、市民がリサイクルに出しやすくするというのも有りではないでしょうか。

環境意識をさらに高めたい

吹田市でも、ピックアップ方式にて回収しており、焼却炉からかなりのレアメタルを回収していると市役所の広報に書かれていましたが、こうした回収ボックスを設置することで、リサイクルの見える化を図ることができます。
リサイクルボックスなどに、回収イメージ(回収された家電製品から、レアメタルが回収できる循環図を張り出すことでより環境意識が高まるのではないでしょうか。

従来の分別収集も併用する必要は?

こうした、コーナーを設けることで、今まででしたら指定された場所に出しておけば回収してくれるという点では便利であったかと思いますが、小型家電(携帯電話、デジカメなど)にあっては当面はピックアップ方式も併用せざるを得ないと思いますが、徐々に縮小させていく方向で考えればよいと考えます。
回収ボックスの回収時期なども気にかかるところではありますが、1か月に2回程度であれば十分ではないでしょうか。
予算的なものが許せば、スーパーマーケットなどにも設置してもらえばさらに利便性は高まるのではないでしょうか。

JR吹田北口にて


吹田市を中心とした広域連合で新たな街作り

1月13日付けの記事で、吹田市に何故広域連合が必要なのかと言うお話をさせていただきました。
当初は漠然とした思いだったのですが、改めて自らが政治家として実際に選挙に打って出ようと考えた時に、自分なりの誰にも負けない政策と言いますか、政治信念を考えた時、更に多くの広域連合を設置するのが、吹田市の場合、地勢的に見ても必要なのではないかと考えるようになったのです。
実際には、吹田市では既に、通信指令業務だけですが、吹田市と摂津市で広域連携が行われています。
下記は、吹田市のホームページに掲載されている、吹田市と摂津市の消防指令業務の共同運用のイメージです。

既に消防は広域連合による連携が行われている

平成28年4月1日から、吹田市・摂津市消防指令センターと呼ばれる強度運用が行われています。


吹田市・摂津市消防指令センターのイメージ図

詳細は、

に出ていますので、引用させていただこうと思います。


今までそれぞれの市で行っていた指令業務を一つに統合することで、大規模な事故や災害、摂津市との市境付近で発生した火災・救急などに対する相互の応援体制が強化されます。

消防はこうした広域連携が一番進んでいますが、この理由は運用コストの低減にあります。

最近は、消防の装備なども高度化していることから、従来のように市町村単位では、規模の大きい自治体では対応できたとしても、規模が小さな市町村ですと運営コストが嵩むことになります。

合併することで相乗効果(シナジー効果)はあるけれど

究極には、合併すればそれなりに、相乗効果は得られると思います、最近では石油大手が相次いで合併して、最近でも、東燃ゼネラル石油(TG)がに新日本石油(JX)と合併して、JXTGエネルギーと言う会社に収束されていきました。これにより、現在日本では出光興産、昭和シエル石油、そしてJXTGの3社ですが、今年の4月以降は昭和シエル石油は出光興産と統合することで、国内石油会社は2社になります。
こうしたことが行われるのは、合併による相乗効果ですが、自治体の場合は中々そうもいきません。
それは、会社というのは有る一定の目的、(利潤の追求であったり、商品の開発などによる市場の寡占と言った目的があるから)といった生産性を求められるものがありますが、自治体の場合そうした生産性と言うよりも多様な人々とのバランスを取りながら、より地域に寄り添った施策が求められます。
そこに、市場原理を持ち込むことは、あまり得策とは言えません。

新自由主義は日本の制度としては合わない

私は保守派を自認しておりますが、現在の自民党が推進する、新自由主義には反対です。
特に、地方政治は、新自由主義は最終的には、国民の疲弊を招くこととなるわけで、国家としては外国からの圧力を守るための擁壁として機能することを大義となって行くであろうし、そうなると、今まで以上に、地方自治体に求められるのは、住民のための政治であり、そうした視点で語れる政治家が求められるのではないでしょうか。
そして、私はそのためにも、吹田市では消防以外にも、千里ニュータウンの一体的な開発や、健康保険事務などの事務処理センター化等吹田市が音頭を取って、隣接する市町村との連携を図っていきたいと思うのです。

新自由主義(しんじゆうしゅぎ、英:neoliberalism、ネオリベラリズム)とは、 国家による福祉・公共サービスの縮小(小さな政府、民営化)と、大幅な規制緩和、市場原理主義の重 視を特徴とする経済思想。 資本移動を自由化するグローバル資本主義は新自由主義を一国のみならず世界まで広げた ものと言ってよい。

新自由主義|経営コラム・レポート|日本総研




吹田市は鉄道の街、これを更に全国の人に伝えたい

鉄道の街吹田を全国に更にアピールしたい


吹田市は,鉄道の街として発展しました。
かつて、吹田駅から岸辺駅を経て千里丘駅までの間に広がっていた操車場は、戦前は東洋一の規模と言われていました。
その歴史は古く、1923(大正12)年6月1日、大阪を通る貨物や大阪を発着地とする貨物を捌(さば)く一大操車場として、吹田操車場が建設・開業したとされています。


吹田操車場跡地の経過

吹田操車場跡地の経過から引用


また、操車場に隣接して、JR西日本の吹田工場があり、JR貨物関西支社吹田機関区があり、現在も鉄道の街としての吹田を象徴しています。
また、観光協会などでも吹田市は鉄道の街であることをアピールしていますが、もっといろいろな形で全国に広げていけないでしょうか。

吹田に鉄道博物館を?

既に、京都にJR西日本が建設した鉄道博物館がありますので、似たようなものを作っても意味がないのですが、何とか鉄道をアピールできるものはできないでしょうか。
そこで、思ったことなのですが、吹田には、野口昭雄さんや坂本衛さんという鉄道界の大御所と言える方がおられます。
4年ほど前に野口さんとお話をしたことがあるのですが、自身が撮影した膨大なコレクションが散逸してしまうのではないかと言うことを心配されていましたた。
そこで、吹田が鉄道の街として、野口さんのコレクション等、吹田にゆかりのある方でコレクションをお持ちの方の財産を保全して永久に保存していくとともに、市民博物館として、吹田市独自の博物館を作れないだろうかと考えたのです。

吹田の鉄道を活(い)かせる博物館を

今から8年ほど前でしょうか、吹田市に鉄道博物館を建設しようという気運が盛り上がったことがありました。

私も、発表させていただいたことがあり、その時は現在の市民病院等が建設されている地域の一角を公園にしてはどうかと言うことで提案させていただきました。

結果的には、用地が無いと言うことで、試案だけで終わったしまいました。吹田の場合、やはり東洋一と言われた操車場を持ち多くの国鉄職員も働いていた街であり、現在も多くのJRの施設が残っていますので、そうした意味では、鉄道の街吹田をもっと大々的にアピールしても良いのでは無いでしょうか。

個人的には、「新潟市新津鉄道資料館」のような施設を公園の一角で設置できれば面白いとおもうのですがいかがでしょうか。
国鉄時代だけとかJR中心と言うことでは無く、阪急や大阪モノレールにも参加してもらって、鉄道の新しい博物館を建設できないでしょうか。
そこでは、鉄道に関する資料等を広く市民からの寄付などを募って展示することも大事ではないでしょうか。


吹田市が鉄道の街であり、今後も鉄道の街であることを伝えていくことも大事なことではないでしょうか?