吹田市が選ばれ続ける街であるために 産官学連携の街作り
前回は、広域連合は吹田市のような都市部でも必要ではないかと言うお話をさせていただきました、今回は吹田市にある大学ともっと連携して新たな活力を生み出していくことが重要ではないかと言うお話しをさせていただこうと思います。
産学連携の推進
【特に大学との連携で新しい産業の創出】
吹田市には、現在下記のとおり多くの大学並びに研究施設があります。
- 大阪大学
- 関西大学
- 大阪学院大学・ 大阪学院短期大学
- 千里金蘭大学・ 金蘭短期大学
- 大和大学
- 国立民族学博物館
吹田市では、平成16年に各大学と地域連携の取組が行われており、吹田市でも「大学図書館開放」や「キャンバス開放」「職員の講師としての派遣」などが行われているようですが、これは他の市町村も行っていることであり、吹田市独自の施策がまだまだ見えてきません。
大阪大学を例に取りますと、下記のような提携をしたと書かれています。
リノベーションまちづくり養成講座へ職員の講師・受講生を派遣
大学図書館の開放
キャンパス開放
そこで、この施策を磨き上げ、もう一歩も二歩も踏み込んだ協力関係が結べれば、もっと良いものが生まれるのではないでしょうか。
大学と連携した地方創生推進事業
下記のリンクは、私が2017年9月に書いた記事です、拠点大学を中心として地方創生を考えるという内容です。
記事では、和歌山大学が取り組んでいるCOC+と言うものですが、簡単に言えば、
- 大学が地方公共団体や企業等と協働する
- 学生にとって魅力ある就職先の創出をする
- 地域が求める人材を学校が養成する
と言うものでした。
上記の例では、和歌山大学が中心となって、大阪市大や府立大、近大工学部、和歌山県立医大なども連携してきのくに大学を構築となっています。
これと同じ事が吹田市でも行われるべきではないかと言うのが私の基本的な考え方です。